中国地震局の公式サイトによると、中国時間25日午後2時11分、ネパール(北緯28.2度、東経84.7度) でマグニチュード(M)8.1の地震が発生し、甚大な被害が出ている。中国政府と国民はこの地震に高い関心を寄せている。中国地震局は地震を受けて直ちに緊急支援などの対応措置を検討・手配し、中国国際救援チームにいつでも出発できるよう準備をし、待機するよう命じた。人民網が伝えた。
ネパール政府からの要請を受け、中国政府は中国国際救援チームをネパールに派遣し、人道的支援を実施することを決定した。26日朝5時、救援チームは北京首都空港に集合した。救援チームは、中国地震局震災緊急救援司の趙明司長率いる、62人の経験豊富な隊員(捜索救助隊員、医療隊員、地震専門家、技術スタッフ)からなり、大部分の隊員は四川省ブン川、青海省玉樹、四川省芦山、日本、ハイチ、パキスタンなど国内外の地震の救援作業に複数回参加した経験を持つ。救援チームは捜索・救助・医療などの関連設備と災害救助犬6匹をつれ、民間チャーター機で首都空港を出発、ネパールの被災地に向かい、瓦礫に埋もれた人の捜索・救出、医療活動などを行う。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年4月26日