公安部(公安省)によると、海外逃亡経済犯の取締特別行動「猟狐(キツネ狩り)2015」では4月始動してからの半月で、海外逃亡していた経済犯罪容疑者20人が逮捕された。各地の公安機関は同行動を非常に重視し、現地の状況と結びつけ、関連する会議の精神をすぐに実行し、細かい活動計画を制定し、強力な行動を実施し、初期段階ですでに大きな戦果を上げつつある。人民日報が伝えた。
「キツネ狩り2015」始動後、各地の公安機関はこれを高く重視し、迅速に行動し、取締活動を入念に展開した。浙江・上海・河北・山東などの省市の公安機関は、関係者を一人ひとり調査し、連携を強化し、海外逃亡していた多くの経済犯罪容疑者を次々と逮捕した。
浙江警察当局は1日、雲南の公安機関の協力の下、ミャンマーに逃亡していた融資詐欺容疑者龔氏を拘束し、同行動の最初の成果を上げた。上海警察当局は2日、関係者一人ひとりと手がかりの捜査によって、付加価値税専用領収書の違法発行容疑のかかった喬氏が海外潜伏していることを突き止めた。捜査員はただちに必要な行動を取り、喬氏の帰国の説得に成功した。河北警察当局は3日、雲南公安機関の支援を受け、市民の貯金を横領して海外逃亡した孟容疑者の逮捕に成功した。12日には、山東警察当局の努力の末、偽造登録商標販売容疑でロシアに逃亡していた丁氏が帰国・自首した。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年4月20日