第5回北京国際映画祭の開幕まであと2日。先日、映画祭組織委員会が発表した情報によると、映画界の重鎮、アーノルド・シュワルツェネッガーが国際ゲストとして今回の映画祭に登場し、あいさつすることになったという。彼の登場によって、今年の北京国際映画祭が一層華やかになることは間違いない。中国新聞網が伝えた。
アーノルド・シュワルツェネッガーはボディビルダー、俳優、政治家として輝かしい成功を収め、世界的にも高い知名度を持つ。1982年、彼が主演を務めたSFアクション映画「コナン・ザ・グレート(原題: Conan the Barbarian )」は記録的な興行収入を達成した。その後、ジェームズ・キャメロン監督の映画「ターミネーター(原題:The Terminator)」に出演して爆発的な人気を得、その名が映画史に刻まれた。
また、アーノルド・シュワルツェネッガーは、アメリカン・フィルム・インスティテュート(AFI)によって選ばれた、最も偉大なるヒーローと悪役の両方のリストに名が挙がった唯一の俳優で、彼が出演した映画は総計30億ドルを超える興行収入を記録している。2015年は、彼が出演する親子愛ゾンビ映画「マギー(原題:Maggie)」と、本人もお気に入りのキャラクターが登場するシリーズ映画「ターミネーター: ジェネシス(原題:Terminator:Genisys)」が公開される予定だ。
アーノルド・シュワルツェネッガーのほかに、フランスのリュック・ベッソン監督、ジャン=ジャック・アノー監督、韓国のキム・ギドク監督も第5回北京国際映画祭に招待されることになっている。世界一流の映画人が一堂に集まることは、映画祭への肯定的な認識の高まりを意味し、そこから北京国際映画祭の国際的地位の高さも窺える。(編集sc)
「人民網日本語版」2015年4月14日