台湾・中央通訊社によると、中国本土のインターネット上で「苗字」に関する最新の統計結果が話題となっている。
「最も多い苗字」トップ10は、李(リー)、王(ワン)、張(ジャン)、劉(リウ)、陳(チェン)、楊(ヤン)、趙(ジャオ)、黄(ホアン)、周(ジョウ)、呉(ウー)。李姓は約9500万人も存在しており、最も人口の多い漢族に占める割合は7.94%に上る。
2010年に行われた第6回人口普査(国勢調査)によると、トップ3の李、王、張はともに、総人口の7%以上を占めている。10位の呉も2.05%を占め、トップ10の苗字全体で5億5000万人に上るという。ネット上では、自分の苗字が何位にランクされているかをシェアする人も多く、注目を集めている。
一方で、マイナーな苗字も当然ながら存在する。河南省の日刊紙・大河報は、展(ジャン)、支(ジー)、軒(シュエン)、校(シャオ)、亢(カン)、駢(ピエン)などの苗字を持つ人たちが「存在感ゼロ」とネット上で漏らしていると伝えている。
レコードチャイナ 2015年4月9日