中国人民銀行(中央銀行)が12日に発表した2014年の決済システム全体の運営状況によると、昨年はモバイル決済業務が急速な伸びを示した。通年の決済件数は45億2400万件で前年比170.25%増加し、決済金額は22兆5900億元(1元は約19円)で同134.3%増加した。
データによると、14年に全国で行われた電子決済業務は333億3300万件で同29.28%増加し、金額は1404兆6500億元で同30.65%増加した。このうちオンライン決済業務は285億7400万件(同20.7%増)、金額は1376兆200億元(同29.72%増)。電話による決済業務は2億3400万件(同46.11%減)、金額は6兆400億元(同27.41%増)。またデータによると、14年末現在、全国で発行された銀行カードは累計49億3600万枚に達して、前年末比17.13%増加し、増加率は前年を2.1ポイント下回った。14年末現在、全国の一人あたり平均カード保有枚数は3.64枚となり、同17.04%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年2月13日