台湾地区の復興(トランスアジア)航空の台北発・金門島行きの小型旅客機が4日、台北市と新北市の境付近の基隆河に墜落した。乗客・乗員58人が乗っており、うち31人が大陸部からの観光客だった。4日午後7時までに23人の死亡、15人の負傷が確認され、20人が行方不明となっている。新華網が伝えた。
党中央と国務院は事故の発生を強く重視。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は、状況をできるだけ早く、正確に把握し、負傷者の治療に積極的に助力し、家族への精神的ケアや善後処理などの取り組みをしっかりと行うこととの重要な指示を迅速に出した。
李克強国務院総理も台湾との連絡を強化し、乗客の死傷状況をできるだけ早く確認し、必要な支援を行うこと、大陸部乗客の家族への情報提供、精神的ケア、善後処理などの取り組みをしっかりと行うことを関係方面に指示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年2月5日