2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

中国人民元下落続く、許容変動幅の下限に接近

人民網日本語版 2015年02月03日15:17

今年に入り為替相場で人民元が対ドルで下落を続けている。1月26日、27日、28日、29日、2月2日には、一時中心レートが1.9%安、1.7%安、1.94%安、1.9%安、1.984%安となり、いずれも、中国人民銀行(中央銀行)が設定する対ドル許容変動幅上下2%に接近した。今月2日の1.984%安は、最近2年で最高の下落率で、中心レートも2カ月ぶりの元安水準に設定された。人民網が報じた。

先週の取引日5日間のうち、4日間で対ドル許容変動幅に接近した。連日、許容変動幅に接近するのは、2005年に人民元改革が実施されて以来、初めて。

今週に入っても、人民元安の流れを引き継いでいる。中国外国為替取引システム(CFETS)によると、上海市場で人民元は前週末比0.0087元の元安・ドル高(0.13%安)の1ドル=6.2597元で終了。一時は2012年10月16日以降最も安い6.2606元 と、中心レートを1.95%下回る水準まで下げた。

人民銀はこの日、対ドルの中心レートを0.02%引き下げ6.1385元と、2カ月ぶりの元安水準に設定した。全先週末(1月30日)比0.0015元の元安・ドル高だった。中心レートの引き下げは3日連続。6.13元付近を上下する局面を引き継いでいる。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年2月3日

関連記事

コメント

最新コメント

アクセスランキング