櫻井毬子さん(20)は「今回の話し合いでは、日中のマスコミや教育に大きな違いがあるということで合意できました」という。学校での歴史教育では、日本では歴史事象の「原因、流れ、結果」という教え方をしており、中国では事象の「詳細」を教えており、これはマスコミに対しても同じことが言えるという意見だ。これに対して彼女は、中国側がビザの制限を緩和して両国国民がもっと気軽に行き来できるようになって欲しいと提案している。
中国人民大学の胡希希さん(24)はグループの話し合い後、「個人を一つのメディア」として自身が実際に見た中国または日本を家族や友人に話し、紹介して個人同士の「縁」を大切にしていくべきだと提案した。