江蘇省昆山にある集合住宅の9階で暮らす張さんの元に、ある招かざる客が訪れた。なんとこの客、玄関ではなく、窓から入ってきたというから張さんも驚きだ。
張さんによると、まだ深い眠りについていた早朝、突然誰かが窓を叩く音がした。窓に目をやると、確かに人影が見えた。そこはマンションの9階、彼女が驚くのも無理はなかった。窓の外にいたのは「彼女と別れたくない」、「生活費を渡したい」と素手で9階までよじ登ってきた男性だった。上海で働く男性で、彼女に別れを切り出されたが納得できずに部屋までよじ登ってきたという。が、残念なことに、彼の恋人が住むのは10階、その部屋を10階だと勘違いして9階に住む張さんに迷惑をかけたのだった。ネットでは「今後彼女にはスパイダーマンのように君を愛しているよと言おうではないか」といったツッコミが見られた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年12月16日