12月13日にスペイン・バルセロナで行われたフィギュアスケートのグランプリファイナル男子シングルで、ショートプログラムの94.08点、フリーの194.08点、合計288.16点をたたき出した羽生結弦選手が優勝した。ショートプログラム後半のトリプルルッツ-トリプルトウループでは転倒したものの、他を圧倒しての文句なしの優勝だった。中国杯では、中国の選手と衝突事故に遭い、負傷の影響で調子がなかなか上がらなかった羽生選手。しかし、今回の優勝でファンらに「完全復調」をアピールした。人民網が報じた。
中国でも女性に圧倒的な人気を誇る羽生選手が優勝を決めると、ファンらが微博(ウェイボー)に、「強さと勇気、決してあきらめない事を学んだ」、「おめでとう。20歳になって(12月7日誕生日)初の金メダル。どんどんレベルアップするあなたを楽しみにしている」、「完全復活!20歳になって初めての金メダル。おめでとう。永遠に応援する!男神!!」、「負傷を言い訳にせず、いつでもチャレンジ精神をもち進歩する『ゆづ』。その品格で、フィギュアスケートの魅力を伝えている」と、祝福、激励の声を次々に寄せている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月15日