◆2008年 第7回珠海エアショー
2008年の珠海エアショーは空の祭典となった。中国空軍のほぼすべての現役主力機種が展示され、デモンストレーションを行った。現場では初めて中国航空デーが制定された。
・殲10戦闘機
殲10戦闘機は中国が開発した、独自の知的財産権を持つ、世界先進水準に達した高性能・多用途戦闘機で、操縦席が1つと2つのタイプに分かれる。同機は多くの新設計・新技術・新加工技術を採用しており、先進的な性能と幅広い用途を持つ。同シリーズの開発成功は、中国の軍用機が第2世代から第3世代に移る、歴史的な飛躍を実現したことを象徴した。同機は中国の軍用機の歴史において、初めて開発完了年に量産・配備を実現した。