「80後」(1980年代生まれ)たちの成長の友人だった「黒猫警長」(黒猫警察)が30歳を迎えた。上海美影廠が製作した映画「黒猫警長2」も今年公開され、同名の携帯電話ゲームも10月以降、発表される。最近、「80後」たちが次々と微博(ウェイボー)で懐かしさを語り、30歳の黒猫警長の誕生日を祝うと同時に、子ども時代の彼らと共に成長してきたアニメ作品を振り返った。羊城晩報が伝えた。
「黒猫警長」は1984年に生まれた。物資も乏しく、テレビ番組もすくない当時、このアニメ作品は放映されるとすぐに人気を集め、中国のアニメ史上の経典的作品となった。
「80後」たちはすでに結婚して家庭を持つ年頃だが、「黒猫警長」も30歳を迎えた。ネットユーザーは「時間はどこに過ぎ去ったのか?」と感慨深げに語り、また1984年がネズミ年であることを発見して「黒猫警長はネズミ年だったのか!」とコメントする人もいた。
「黒猫警長2」が改変版映画の形式で再び姿を現すことに、多くのネットユーザーは期待を表し、子どもと一緒に見に行くという「80後」も登場している。当然、新しい「黒猫警長」映画が「子ども時代の美しい思い出を壊してしまう」ことを心配する人もいる。
これに対して「黒猫警長」を見たことのない「90後」(1990年代生まれ)、「00後」(2000年代生まれ)たちは関心が薄い。「90後」の女性、王さんはネットで「黒猫警長」を一度見た後、「画面は単純、ストーリーは単調で、私たちが見てきたアニメとは違いすぎる」と語った。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月17日