8月26日に放送されたCCTVの番組「我愛発明」(発明大好き)で、「日よけの神器」と呼ばれる、「折りたたみ式車庫」を発表した秦皇島在住の梁鈞さんが一躍有名になり、訪問客が押し寄せている。河北新聞網が伝えた。
◆多様な機能を実現
多くの人は、真夏日や黄砂の吹き荒れる季節に、愛車を日光と黄砂から守る車庫が欲しいと思っている。秦皇島在住の梁さんはこの考えを形にし、自らの手で「折りたたみ式車庫」を発明した。梁さんはこの自慢の作品を、「これは車体と内装を変えない、ボタンひとつで操作できる、車載型の車カバーだ」と説明した。「折りたたみ式車庫」のカバーは車のリアバンパーに隠されており、リモコンによってカバーを広げ、車体全体を覆うことができる。梁さんは機能について、「日よけの神器であるほか、風と黄砂を遮り、洗車の回数を減らし、水資源を節約できる。またカバーにはソーラーパネルが搭載されており、外に停車することで太陽光発電をし、バッテリーを補充できる。カバーは自分好みにカスタマイズでき、車を使った広告板にもなる」と語った。梁さんは、折りたたみ式車庫の活用法と普及について、多くの考えを持っている。しかし梁さんは、「資金不足が原因で、カバーを支える骨組みには釣り竿を使っている。製造メーカーを見つけ、カバーの材料を改良したい」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月11日