西暦627年の唐の時代の高僧、玄奘は取経のため遠く西域に旅した。彼が「西遊記」の中の「三蔵法師」の原型だ。800年以上経た今日、玄奘がかつてインドで学んだ「母校」のナーランダ僧院が再開した。同僧院のもう一つの名前は中国人の間で有名だ。「西遊記」に描かれている西天大雷音寺だ。
800年以上が過ぎた現在、風雪にさらされたナーランダ僧院が再開した。当面は2つの学部と教師11人しか置かれないにもかかわらず、1千人以上の学生が入学を申請した。もっとも800年以上の歴史を持つ有名校だけに、入学試験も当然厳しい。この出願者1千人以上は何段階もの選抜を経て、わずか15人しか合格しないことになっている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月5日