吉林省檔案(文書)館に所蔵されている旧日本軍の中国侵略に関する資料をめぐる国際学術シンポジウムが1日、北京で開催された。出席した専門家は「吉林省檔案館において、旧日本軍の中国侵略に関する資料を公開することは、極めて重要な価値と意義がある。これらの記録は、旧日本軍が生み出したものであり、そのオリジナリティとリアリティは疑う余地がなく、日本による侵略犯罪行為の動かぬ証拠であり、旧日本軍が犯した反人間的なさまざまな犯罪の証拠でもある」と述べた。
今回のシンポジウムには、中国、ロシア、オーストラリア、オーストリア、韓国、日本など25カ国・地域から50人あまりの代表者が出席した。20人以上の国内外の著名学者や専門家が、「吉林省檔案館に所蔵されている旧日本軍の中国侵略に関する資料の価値および意義」「世界的視野から見た日本の歴史問題」「日本の対外侵略拡大およびその犯罪」という3つの側面から、学術面での討論と交流を繰り広げた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年9月2日