中国、1-7月の工業利益が52兆円以上に　前年同期比11.7％増

中国国家統計局の発表によると、1—7月期、一定規模以上(年間売上高が2000万元以上)の工業企業の利益総額が、前年同期比11.7％増の3兆3491億6千万元(約56兆円)に達した。伸び率は1—6月期に比べて0.3ポイント向上した。主営業活動利益(営業収入から主営業務コスト、同税金等、販売費用、管理費用、財務費用を引いたもの)も前年同期比11.2％増の3兆1257億4千万元(約52兆8000億円)になり、伸び率は同0.4ポイント向上した。7月だけを見ると、一定規模以上の工業企業の利益は前年同期比13.5％増の4823億3千万元(約8兆1500億円)となり、6月と比べた伸び率は4.4ポイント鈍化した。人民日報が報じた。

企業のタイプ別にみると、1—7月期、一定規模以上の工業企業のうち、国有・国有持株会社の利益は前年同期比6.3％増の8691億5千万元(14兆5000億円)、集体企業（資産が企業労働者に属する企業）の利益は同2.6％増の276億元(約4600億円)、株式制企業の利益は同10.6％増の2兆2145億5千万元(約37兆4000億円)、外資系及び香港や澳門(アモイ)、台湾の企業が投資する企業の利益は同16.1％増の8090億2000万元(約13兆6000億円)、民営企業の利益は同13.4％増の1兆894億元(約18兆4000万円)だった。 （編集KN）

「人民網日本語版」2014年8月29日