成都市文物考古研究所の発表によると、成都市青羊区百仁団地の建設現場でこのほど実施された定例の発掘調査により、商・周の時代の集落の遺跡が発見された。これは金沙遺跡とほぼ同年代の集落で、商・周の成都平原で生活していた人々の生活の研究に対して一定の価値を持つ。新華社が伝えた。
考古学者が今年6月に同遺跡を発見してから、発掘面積は現在まで2000平方メートル弱に達している。現場の20数カ所で穴が掘られ、そのうち10数カ所から灰坑と思しき円形・長方形の遺跡が発見されている。方向がそれぞれ異なる水路が、遺跡全体に広がっている。現在までの主な発掘物は黒陶(黒色の土器)で、表面には色や模様がなく、古代人の食器・容器とされるものが多い。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月18日