2014年8月8日  
 

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エボラウイルスの感染対策、私たちに何ができるか?

人民網日本語版 2014年08月08日15:28

◆感染状況のモニタリング、感染の予防の強化

世界保健機関(WHO)は現時点で、感染地域への渡航や、貿易の禁止令を出していない。WHOはこのほど、エボラ熱感染地域への渡航について、旅行やビジネス目的の渡航者が感染する可能性は非常に低いと発表した。すでに確認されているエボラウイルスの主要感染ルートは、感染者の血液・分泌物・その他の体液との接触、もしくは感染者の死体との接触だ。

エボラウイルスの潜伏期間は2−21日とばらばらで、空気感染は確認されていない。WHOは、航空機もしくは列車などの公共交通機関を利用している際にエボラ熱の感染者がいたとしても、感染する確率は非常に低いと発表した。WHOは、このような場で感染者に接触した人に対する観察が必要とした。

WHOのポール・ガーウッド報道官は、「各国は感染状況のモニタリングと予防を強化しなければならない。西アフリカの感染地域から帰国してから3週間内に高熱、虚脱、嘔吐、筋肉痛などの症状が見られた場合は注意が必要で、直ちに医療部門を訪問し、旅行の詳細な日程について報告するべきだ」と表明した。


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