フランスのフォトグラファーのBenoit Cezardさんは、「中国の2050年」と称する作品を撮影した。作品の舞台は2050年の中国で、中国の力強い台頭により大量の外国人労働者が中国に移民し、家政婦、清掃員、人力車、店員、物売り、庭師などの肉体労働に従事している。見慣れた光景と見慣れぬ顔により、作品は新鮮な視覚をもたらし、現実と鮮明な対照を成している。
Cezardさんはフランス人で、武漢市の研修機関でフランス語の教師をしている。彼には、フォトグラファーというもう一つの身分がある。妻の劉学蔚さんは生粋の武漢っ子だ。劉さんの父は、Cezardさんに「劉本恩」という中国語名をつけた。Cezardさんは「2050年、中国の至る所に外国人労働者」と題するこの作品により、ネット上で時の人になった。Cezardさんはこの作品の他にも「彭家寨」、「怒江」などの作品を撮影している。Cezardさんは、エリートの生活よりも一般人の生活に引き付けられると語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月28日