習近平国家主席(中共中央総書記)は23日、ラオスのチュンマリー国家主席(ラオス人民革命党中央委員会書記長)と人民大会堂で会談した。両氏は両党・両国関係、執政・国家統治理念および世界や地域の共通関心事について踏み込んで意見交換し、重要な共通認識にいたった。
習主席は「中国側はラオス側との上層部交流を継続し、重大な問題について戦略面の意思疎通を速やかに強化し、両党交流・協力を強化し、互いに学び合い、参考にし合い、各々の執政能力・水準を高めることを望んでいる。双方は発展戦略を結びつけ、近代化農業、エネルギー、水力発電、インフラ整備分野の協力を推進し、実務協力水準を高め続ける必要がある。法執行・安全協力を深化し、メコン川流域合同パトロール、法執行、国境管理を強化し、力を合わせてテロや国際犯罪を取り締る必要がある。文化、教育、青少年、地方分野の交流や協力を積極的に繰り広げ、国境地帯の共同発展・繁栄を促す必要がある。中国側はラオス側と国際・地域問題で緊密な意思疎通や調整を継続し、中国・ASEAN関係の健全な発展を推進し、地域の平和・安定・発展を促進したい」と指摘した。
チュンマリー主席は、中国の党と政府からの支援に謝意を表明。党建設と国家発展における中国の経験を学び、双方の友好のたゆまぬ発展を促す意向を表明した。
両氏は両国政府の経済・技術協力協定などの調印に立ち会った。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年7月29日