中国航天科技集団が22日に発表した情報によると、同社はベネズエラと「ベネズエラ・リモートセンシング衛星2号プロジェクトに関する協定」を結んだ。中国はベネズエラに、軌道上の1基のリモートセンシング衛星と、地上の制御・受信・データ処理設備を交付し、関連する研修・サービスを提供する。新華網が伝えた。
同協定には、「双方の宇宙事業の良好な協力関係は、ベネズエラの技術力の発展と向上を促す。双方は契約内容で一致し、ベネズエラ・リモートセンシング衛星2号プロジェクト、プロジェクトの契約書調印に関する業務を進められるようになった」と記された。
同社傘下の中国長城工業集団有限公司が同プロジェクトの総請負になり、打ち上げ用ロケット、衛星、打ち上げ・制御、地上応用などの請負業者と、同衛星の設計・製造・組み立て・試験・打ち上げ・使用などの業務を分担する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月23日