人気俳優・呉奇隆(ニッキー・ウー)は、2011年から12年にかけて空前のヒットとなった中国の人気ドラマ「宮廷女官 若曦(原題:歩歩驚心)」で第四皇子を演じ、中国伝統衣装に身を包んだその姿が女性ファンの心をつかんだ。しかし、今年5月から放送が始まったドラマ「犀利仁師(Incisive Great Teacher)」では、女性用の伝統衣装を着て、濃いアイシャドウ姿で登場し、ネットユーザーから「直視できない」とブーイングを浴びている。河南商報が報じた。
「犀利仁師」では、呉奇隆演じる教師の柳傲天が、人気女優・周奇奇(チョウ・チーチー)が演じる才色兼備の慕容月と火花を散らす。俳優・葉祖新(イエ・ズーシン)演じる範大同が毒キノコを食べてしまい、その場で気を失ってしまうシーンでは、範大同の夢の中で、台湾の女優・呉映潔(ウー・インジエ)演じる宋文文が妖精となる一方、呉奇隆は妖怪となって出現する。
妖怪の呉奇隆は、女性用の伝統衣装を着ているほか、濃いアイメイクをし、頭には2本の角があり、妖精の宋文文と闘う。同シーンのスチール画像を見たネットユーザーからは、「女装姿の呉奇隆は、おかしすぎる。これまでのイメージが崩れてしまった」とする声が続々と寄せられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年6月17日