中米両国の工学技術専門家は5月29日に北京で、「新産業革命とスマート製造」をテーマとするフォーラムを開き、世界の新産業革命とスマート製造業の現状・問題・発展のすう勢を全面的に分析した。同フォーラムは、世界の製造業は製造モデルの変革に直面しており、中国では特にこれが差し迫った重要な課題になっていると指摘した。光明日報が伝えた。
フォーラムでは、「中国の製造業の現状と展望」、「米国の製造業の政策と技術発展の目標」、「ロボットが中国製造モデルの変革を促進」、「モノのインターネットと製造業の未来」、「中国の付加製造技術とその製造業への影響」といった話題を巡り、専門家が侃々諤々の議論を展開した。
同フォーラムは、第10回中米工学技術シンポジウムの重要な関連イベントだ。隔年開催の同シンポジウムは、中米工学技術界の交流と協力を促進し、海外の人材・技術・管理経験を効果的に導入するうえで、積極的かつ重要な役割を果たしており、長年に渡り国内の関連部門と企業から重視・評価されてきた。
第10回中米工学技術シンポジウムは、中国国家外国専門家局、中国科学技術部(省)、中国水利部(省)、中国工程院などの部門が、米国在住中国技術者学会、アメリカ機械学会、カナダ土木学会と共同で、5月25日から31日にかけて開催した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月4日