科学調査船「海洋6号」が28日、広東省の珠江口海洋地質専用埠頭から出港し、太平洋に向かった。海洋6号は今回の遠洋航海で、中国地質調査局深海資源探査、中国大洋科学調査第32回調査を実施し、約160日の航海となる見通しだ。人民日報が伝えた。
海洋6号は深海資源調査において、太平洋で深海レアアース資源探査を実施し、探鉱有望区の確定の根拠を提供する。中国大洋科学調査第32回調査では、太平洋西部海山区コバルト・リッチ・クラスト探査契約区、太平洋東部多金属団塊探査契約区の資源環境の調査を実施する。
中国が自主開発した6000メートル級水中無索無人潜水艇「潜竜1号」も海洋6号に搭載され、試験的応用を実施する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月29日