2014年2月18日  
 

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アルツハイマー病の新薬、中国が独自開発

 2014年02月18日11:25
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 アルツハイマー病の治療薬の研究の遅れにより、中国の患者はこれまで、治療薬を用いることができなかった。宣武医院薬物研究室は長年の研究を経て、2種類の治療薬(錠剤)を開発し、患者に新しい治療法を提供した。光明日報が伝えた。

 アルツハイマー病は徐々に進行する神経系の衰退で、記憶障害、言語障害、失行症、認知症などの変化を引き起こし、患者と家族の生活に深刻な影響を与える。その他にもうつ病、不安、暴力行為などの精神症状が見られることもある。宣武医院薬物研究室は1995年の設立より、漢方薬によるアルツハイマー病の治療を主な研究方針としてきた。今回開発された2種類の薬は、痴呆症にかかった7種の動物の学習・記憶機能を改善し、アルツハイマー病の複雑な発症メカニズムにおける各ターゲット・ルートの中で、高い神経保護・調節作用を持つ。早期のアルツハイマー病の干渉や軽度の認知症の治療に用いることで、痴呆の発生を阻止する、あるいはその進展を遅らせることができる。この2種類の薬は独自の知的財産権を取得しており、4件の国家発明特許を取得し、その転化に成功した。またアルツハイマー病および軽度の認知症の臨床研究をそれぞれ3期・2期まで実施済みだ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年2月18日

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