中国第30次南極科学観測隊は1月13日、極地観測船「雪竜号」に乗り、ロス海沿岸のヴィクトリアランド付近に到着した。一部の乗員は高速艇「黄河艇」、ヘリコプター「雪鷹12」に乗りヴィクトリアランドに上陸し、新たな科学観測基地の建設に向けた調査作業を実施する。新華社が伝えた。
隊員はヴィクトリアランドで4日間宿営し、測量・製図、地形観測、地質調査など、10数項目の事前準備作業を実施する。
中国は第12次五カ年計画期間(2011−2015年)、ヴィクトリアランドにおいて、通年に渡り使用可能な科学観測基地を1カ所建設する計画だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月14日