流氷から脱出した極地観測船「雪竜号」は科学観測の旅を再開した。本記事出稿時点では、雪竜号は立ち往生していた海域から北東の方角に200カイリ離れた。新華社が伝えた。
雪竜号に搭載されているすべての装置は正常に稼働しており、船内の淡水の供給を増やすため、海水淡水化装置も稼働開始した。大洋科学観測は正常に実施されている。
第30次南極科学観測隊の臨時党委員会は、今後の科学観測任務の調整案について検討した。現時点では、具体的な調整案が発表されていない。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月9日