蛟竜号の検査を実施、状態は良好
【中日対訳】蛟竜号の外側を検査する技術者。 |
科学調査隊の隊員は21日、有人潜水艇「蛟竜号」の第2段階の航行で初となる検査・メンテナンスを実施した。ライト、カメラ、推進器、音響システムなどの設備および潜水艇を持ち上げるためのAフレーム・クレーンの通電試験を行い、各設備の状態を確認した。科技日報が伝えた。
蛟竜号の試験的応用航行の胡震・現場指揮部副総指揮は、「通電検査の結果、潜水艇の全設備の状態が良好であることが明らかになった」と語った。目標海域に到着し、作業を開始するまでの10数日の間に、このような検査を少なくとも3回は実施する必要があるという。
検査終了後、潜水士の唐嘉陵氏は蛟竜号のハッチを開いた機会を利用し、第2段階で潜水を予定している国家海洋局第二海洋研究所副研究員の劉誠剛氏、広州海洋地質調査局エンジニアの劉永剛氏の二人に対する船内訓練を実施した。蛟竜号は潜水開始から最終的に水面に戻るまで、全過程で10時間もの時間を必要とするため、科学者は密閉された船内環境に慣れる必要がある。彼らは訓練を通じて船内環境に早く適応し、関連設備の操作に熟練することができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月22日