中国 2025年に宇宙飛行士の月面着陸を予定
【中日対訳】 国際宇宙空間研究委員会(COSPAR)中国委員会副主席、中国工程院院士の戚発◆氏は3月28日、中国が2025年に宇宙飛行士の月面着陸を実現する可能性が高いと表明した。光明日報が伝えた。
戚氏は北京航天城で同日開催された「李錦記宇宙奨学金」の授賞式に出席した際、中国の深宇宙探査について、「2014年頃に10数トンの宇宙船を地球の軌道上に送り込み、2020年までに自国の宇宙ステーションを建設する計画だ。月探査について、中国は2020年までに宇宙船を月面着陸させ、一部のサンプルを地球に持ち帰るという『帰還』任務を達成する。2025年にはさらに、宇宙飛行士の月面着陸を実現する」と語った。
戚氏はまた、「中国は世界範囲の衛星測位システム・北斗を完成させる。中国の人・車・船・航空機は世界のどの位置からでも、自国の信頼性の高い衛星測位システムを利用できる。将来的に、一般人による宇宙飛行が実現する可能性もある」と話した。(編集YF)
*◆は車へんに刃
「人民網日本語版」2013年4月1日