外国メディアの見る「両会」 世界の人民の生活に影響を与える中国の政策
「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)が世界の注目を集めている。ここ数日「両会」は世界のメディアでも大きく報道されているが、各国の国情やメディアの属性などの違いにより、注目する内容もそれぞれ異なっている。
中国の反腐敗と環境保護に注目
我々が注目する「両会」の話題は広い範囲に及ぶが、主に中国の次世代指導者の誕生と彼らがどのように腐敗撲滅と環境保護という民衆の要求に応えるかが中心である。中国は世界第2位の経済体で、中国政府がどのような政策をとり、どのように国家を管理するのかは全世界の人民の生活に影響を与える。--AP社アジア・太平洋報道部主任Brian氏
中国の反腐敗の経験を参考に
中国の「両会」の開幕以来、インタファクス社は中国の「両会」に関連する情報を毎日平均4-5件報道しており、内容は経済、民政、反腐敗、国務院の機構改革などに及んでいる。また最高人民検察員の業務報告の反腐敗に関する内容も速やかに報道。ロシアにも腐敗問題が存在するため、腐敗取締に関してロシアは中国の経験を参考にすることができる。--ロシアのインタファクス社国際報道編集部副編集長のGennady氏
新総理の記者会見に期待
これまでに当社の紙媒体とウェブサイトでは、中国の指導者の交代や今後5-10年の政策の動向、特に経済政策を中心に中国の「両会」に関する合計5本を報道している。中国の新総理の初めての記者会見への参加を楽しみにしている。--フランス「レ・ゼコ」北京駐在記者のGabrielle氏(編集YH)
「人民網日本語版」2013年3月15日