新疆巴里坤で直径2.6メートルの巨大な蒸餅
調理師の女性20人以上が5時間かけてつくった直径2.6メートル、重さ500キログラム近くの「天下一の蒸餅」が12日、新疆維吾爾(ウイグル)自治区巴里坤県で開催された2013年端午節・第3回美食祭に登場した。タイヤより数倍も大きな蒸餅は現場の来場者や観光客に無料で配られた。同県では「天下一の蒸餅」をギネス記録に申請したい考えだ。中国新聞網が伝えた。
同県では端午節に各家庭で蒸餅を食べる習慣がある。一般的な蒸餅は重さ3キロ程度の円形で、直径約50センチほどだが、今回の蒸餅は小麦粉200キロを使い、出来上がった蒸餅は重さ500キロ近くと、普段の蒸餅150個分に相当する。
この巨大な蒸餅は直径2.8メートルの大きな鉄鍋と直径2.78メートルの大きな蒸し器で作られた。蒸し器を作ったのは巴里坤県大河鎮東頭渠村農業組の村民から評判の高い周福潤さんと楊培才さんの2人で、いずれも80歳近い高齢だが蒸し器製作では40年以上の経験を持つ。鍋と窯は巴里坤県花園郷南園子村八組の村民、馬建新さんが担当。鍋は鉄600キロ以上を使った高さ40センチ、水の容量1.8立方メートルという大きさで、職人5人が10日かけて作ったという。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年6月13日