蘭州駅 出稼ぎ労働者のための無料薬品
蘭州駅では旧暦1月9日以降、西部へ向う利用客が1日あたり5千人以上となり、春節連休後に西部へと向う労働者の利用客がピークを迎えている。こうした労働者の中には列車利用の機会が少なく、利用に慣れていない利用者も多いことから同駅では21日から労働者向けの団体チケットを発売する一方、サービスを強化して労働者向けに携帯用の非処方薬を配布している。駅従業員によると、同駅では「牛黄解毒片、板藍根顆粒」(いずれも漢方薬品名)など非処方薬6種類の入った小さなセットを準備すると同時に、西部へと働きに出かける労働者向けに烏魯木斉駅から新疆維吾爾(ウイグル)自治区の各都市までの列車の時刻表や注意事項が印刷されたPRガイドを毎日印刷している。同ガイドには防寒や到着駅での乗り換え、カゼなどの際の薬品使用などについてのアドバイスがあり、労働者の安全な旅を支援している。「中国新聞網」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年2月22日