メイク好きの女性 3年交際したボーイフレンドも素顔を知らず (3)
同クリニックの副主任によると、人間の全身の皮膚には2000万以上の汗腺があり、それぞれの汗腺から約1.5万粒の体内の老廃物を毎日排出している。長期間にわたってメイクを使用すると、汗腺をふさいで老廃物の排出を防ぐだけでなく、皮膚のバリア機能を破壊して負担を増やし、老化を早めるという。また化粧品の主な成分は化学品、防腐剤、色素、重金属などで、使い続けると皮膚に刺激を与えることになるという。
郭さんはレーザー治療を受け始め、3-5回の治療後、顔の状況は大きく改善される見とおしだという。
漢陽医院精神心理科の呉農艶主任によると、郭さんのような女性は一般に自信に欠けると同時に完全主義の傾向があり、メイクを頼りに「心理的に補償」して自分の完璧な一面を表そうとし、メイクが潜在的な依存対象になっているという。もし女性がメイクをしないことで、いらいらしたり緊張や恐怖感を感じるなら、自分の心を見つめなおして調整する必要がある。もし難しい場合は、心理カウンセラーの支援を求めるべきだとしている。武漢晩報が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年1月5日