メイク好きの女性 3年交際したボーイフレンドも素顔を知らず (2)
20歳の時にメイクを始めた郭さんは、初めはそばかすを隠すためにメイクしていたが、徐々にメイク後の白い肌に魅せられ、メイク用品が手放せなくなった。郭さんは毎日メイクに40分以上かけ、乳液、クリーム、ファンデーション、コンシーラーなど様々な10以上のステップを踏む。彼女は自分の素顔に耐えられず、階下へゴミを捨てに行く時にもメイクをして行くという。
何年もメイクの習慣を続けてきたため、郭さんの両親以外に彼女の素顔を知る人はいなくなった。郭さんのボーイフレンドは同じ故郷の出身で3年以上も交際しているが、郭さんはいつもメイクした顔で会っていた。
郭さんのボーイフレンドはワインのセールスマンで、春節に一緒に帰省して双方の両親に挨拶することになった。帰省の日が近づくにつれて郭さんはいらいらし始めた。素顔でボーイフレンドとその家族に会ったなら、素顔を嫌われて良縁を逃すのではないかと心配なのだ。
郭さんは整形クリニックを何軒も訪ね歩いた。診察した彭静医師によると、郭さんの顔の皮膚には色素が沈着して、同年代の人より10歳分は老けているという。濃い色のそばかすが多いだけでなく、色素沈着や細かい皺なども多いという。