風船の破裂でスプリンクラーが作動 レストランが水浸しに
工人体育館西門近くの鹿港小鎮レストランで26日早朝4時半ごろ、ある利用客が持ち込んだ風船が爆発した。この事故による負傷者はなかったが、爆発で生じた煙に反応してスプリンクラーが作動し、レストランが水浸しになった。
同店の従業員によると、同日早朝4時過ぎに、花と風船を持った客が数人来店。席に着いた客がまだオーダーもしないうちに、風船が天井へと飛んでしまった。
天井近くは温度が高いため、風船は破裂した。負傷者はなかったものの、破裂で生じた煙にレストランの火災警報システムが反応してスプリンクラーが作動した。風船を持ってきた客の張羅さんによると、スプリンクラーによって店内は水浸しになってしまったという。
「スプリンクラーはタンクの水がカラになるまで作動するため、店内は水浸しになってしまった。」従業員によると、レストランの営業時間は午前11時から翌日の早朝5時までで、風船が爆発した時は閉店間際だったため、店内に客は少なく、大きな被害はなかったという。
当時店内で食事をしていた葛さんによると、店内が水浸しになった後、従業員はしばらく客を店内に留めていたという。張さんによると、119番へも通報電話がかけられたという。
従業員によると、スプリンクラーの放水が行われた他には、風船の爆発によるレストランへの影響はない。店内の水は同日の営業開始前に清掃され、26日昼には同店は正常な営業を再開した。北京青年報が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年11月28日