ノラ猫が麻薬中毒の芸術家をベストセラー作家に (2)
ボーウェンさんは5年前にボブと知り合った。当時ボーウェンさんは住所不定のホームレスで、薬物中毒でもあった。薬物中毒の治療を受けている時、彼はアパートの階段で傷ついたボブを発見した。自分のわずかな蓄えでボブに治療を受けさせた後、彼は猫を外へ放そうとしたが、ボブはずっと彼に付き従って離れようとしなかった。ボブがボーウェンさんのパフォーマンスの「ゲスト」になってから、ボーウェンさんのパフォーマンスの人気は高まり、一日の収益は以前の3倍近くになった。
ボーウェンさんは6カ月かけて彼とボブの物語を書き、「ノラ猫ボブ」というタイトルをつけた。この本はすでに25万部売れ、18カ国の言語に翻訳されている。「ノラ猫ボブ」の印税収入は3万ポンド(約30万元)近くにのぼった。ボーウェンさんは「今の私は全てボブのおかげだ。彼が私の人生を変えた」と語る。「国際在線」が英「デイリー・メール」5日の報道として伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年11月12日