ノラ猫が麻薬中毒の芸術家をベストセラー作家に
米ハリウッドではこのほど、「人と猫との心の交流」を描いた映画の撮影計画が発表された。ストーリーはロンドン出身のストリートパフォーマー、ジェームズ・ボーウェン(James Bowen)さんとノラ猫のボブとの感動的な物語を基にしている。この猫が離れずに寄り添った結果、麻薬中毒の芸術家だったボーウェンさんは人気作家になったのだ。
行き来するイギリス人や観光客でごった返すロンドンの通りに、時折ギターの音が流れる。人々はすでにこの道の常連客である、ギターを持ったジェームズ・ボーウェンさんとノラ猫のボブに慣れている。ボーウェンさんは歌を歌い、ボブは隣でじっと微笑むように座っている。歌が終わると、彼らはハイタッチして祝う。