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章子怡が初めてアジア・太平洋地域の映画賞を総なめに

 2014年03月28日11:07
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 第8回アジアン・フィルム・アワードが27日夜、澳門(マカオ)で閉幕式を迎えた。11部門でノミネートされた映画「一代宗師」(グランド・マスター)が最優秀女優賞、最優秀監督賞、最優秀作品賞など7部門で受賞した。章子怡(チャン・ツィィー)は同作品で8回目の女優賞を受賞し、アジアン・フィルム・アワード、アジア・太平洋スクリーン・アワード(APSA)、アジア・太平洋映画祭(Asian Pacific Film Festival)の3つで女優賞を受賞し、初めてアジア・太平洋地域での賞を総なめにした女優となった。同時にこれらの賞はいずれも作品「一代宗師」の役柄で受賞したもので、こちらも記録を更新している。人民網が伝えた。

 章子怡は同日夜、長いドレス姿で登場し、「宗師」としての貫禄を見せた。王家衛(ウォン・カーウァイ)監督は作品賞受賞の表彰台で、作品「一代宗師」の制作で武術指導にあたった鞠坤氏や、消息を絶ったマレーシア航空機で家族を失った人に対する慰問の言葉を述べ、またマレーシア航空に対して真相をはっきりと明らかにするよう呼びかけた。章子怡も涙を流しながら、事件への悲しみの気持ちと命への敬意について語り、会場のゲストや来場者と共に祈りを奉げた。その後の取材で再びこの件についてたずねられた章子怡は「彼ら(乗客)に永遠の別れを告げなければならないようだ。私たちは必ず真相を追究し、家族に明らかにしなければならない。私たち一人ひとりが身近な人を大切にするよう望 む」と述べた。(編集YH)

 「人民網日本語版」2014年3月28日

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