習近平国家主席は27日、フランスのエロー首相とパリで会談した。
習主席は「中国は世界第2の経済大国、フランスは世界第5の経済大国であり、両国の協力は多大な潜在力を備える。訪仏中、私は両国商工業界の関係者多数と接触し、彼らが協力を望んでいることを強く感じた。われわれは中仏関係中長期計画を発表した。これは両国の貿易と相互投資の一層の発展を促すものだ。双方は原発、航空、宇宙協力を引き続き強化し、天津エアバス組み立て工場第2期事業を完成し、武漢持続可能な発展環境モデル都市事業など新興分野の協力を推進し、海洋問題協議制度を構築し、観光協力と地方交流を拡大する必要がある。フランス側が中国企業に良好な投資環境を用意することを希望する。双方は第三国での三カ国協力を模索することもできる。中国はフランスの金融機関による人民元資産投資を歓迎する」と表明した。
エロー首相は「フランスは長期的観点から仏中包括的戦略パートナーシップを扱っている。中国側と政治対話を継続し、人的・文化交流を推進し、重大な国際・地域問題での調整を強化したい。経済・貿易面では、双方が伝統的優勢分野の協力を揺るぎないものにし、新たな協力分野を積極的に開拓することを希望する。フランスは中国企業の対仏投資を歓迎する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月28日