税関総署によると、国境を越えた貿易における電子商取引(eコマース)での小売輸出の統一的なシステムが近くうち出される見込みだ。一般の輸出、特殊な地域の輸出、直接購入での輸入、インターネットショッピングの保税輸入という4つの新型税関通関監督管理モデルに対応するもので、電子税関とeコマース企業、関連の政府部門との情報の共有を実現させる。「国際商報」が伝えた。
2012年2月より、税関総省は関連部門と連携して上海、重慶、杭州、寧波(ニンポー)、鄭州などの都市で国境を越えた貿易のeコマーステスト事業を展開し、これまでに著しい成果を挙げている。今年4月28日現在、輸出業務では輸出リスト25万件以上を検査して合格とし、貨物1393口の輸出通関書類を作成し、金額は約2925万元(約4億7978万円)に達した。輸入業務では輸入貨物約6万口を検査して合格とし、価格は2048万元(約3億3593万円)だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月15日