中豪自由貿易協定 来年にも締結か
オーストラリアのイアン・マクファーラン資源相は「2013年中国国際鉱業大会」に出席した際に、中豪自由貿易協定が来年上半期に締結される見通しとなったと明かした。同氏の発言内容は下記の通り。経済参考報が伝えた。
我々の目標は、来年上半期にアボット首相が貴国を訪問した際に、双方が署名できる全面的な協定を用意することだ。豪中双方は2005年より協議を続けており、8年間で計9回の交渉を重ね、今や協定を実現する時期が訪れた。
当然ながら、自由貿易協定の交渉は非常に困難である。双方は忍耐心を自信と持ち、互いに信頼し合う必要がある。しかし双方には必ず進展がなければならず、前進により両国間の協定の締結を実現するべきだ。
オーストラリアは中国の投資を歓迎する。中国のどのような投資でも、オーストラリアで歓迎されるだろう。我々のこの精神は、最終的な自由貿易協定によって示されるはずだ。豪中両国の協力はウィンウィンの協力である。双方が現在直面している課題は誠意ある協力、双方の投資・貿易の開放と自由の保障、そして聡明で実務的な手段による両国共通の経済利益の最大化だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月5日