チャットアプリ・微信 マーケティング利用に注目集まる
書籍販売、チケット販売、自動車販売-----ミニブログを通じたマーケティングに続き、企業はチャットアプリ「微信」によるマーケティングを開始した。10日調査したところ、微信ユーザーの増加に伴い、同アプリはすでに単なるチャット・交流ツールではなくなり、さまざまな社会・ビジネス活動に浸透しつつあることが明らかになった。東南新聞網が伝えた。
多くの航空会社は微信を通じて搭乗手続き、座席指定、チケット販売を行っている。一部の自動車メーカーは、微信による自動車紹介・販売キャンペーンを実施している。専門家は、「微信マーケティングは、ミニブログに続く新しいマーケティングの武器であり、マーケティング業界の構造を変化させ、人々の日常生活に進出するだろう」と指摘した。
■搭乗手続きがスムーズに
頻繁に出張するアモイのサラリーマンの呉さんは、中国南方航空の微信を通じたサービスを利用し、「これからは座席指定や搭乗手続きにより、空港で列に並ぶ必要がなくなり、中国南方航空に微信を送信するだけでよくなった。微信をこのように利用できるとは思いもよらなかった、実に便利だ」と語った。
中国南方航空のみならず、格安航空会社・春秋航空も微信事業をスタートさせた。同社は微信でチケット予約の他に、さまざまなサービスを提供している。航空機内の落し物についても、同社のサービス担当者に微信で連絡し、探してもらうことが可能となった。
多くの航空会社が微信による搭乗手続きをスタートさせている。アモイを行き来する数十便も、微信による各種手続きが可能となっている。