中国自動車市場 20%の成長率を維持=外資系銀行
今年の中国自動車市場の成長に陰りがさす中、BBVA(スペイン対外銀行)は分析報告書の中で、中国自動車市場は依然として世界自動車市場の成長の強い原動力だと指摘した。第一財経日報が伝えた。
BBVAはこのほど発表した「中国自動車市場の展望」の中で、中国自動車市場の今後数年間について予想した。BBVAは、「中国自動車販売台数の過去10年間の平均増加率は約22%に達した。中国自動車販売台数の年間増加率は、 2014年まで約20%を維持するだろう」と楽観視した。
この状況下、中国の1000人当たりの自動車保有台数は、今後数年間で現在の2倍の水準に達する(2015年までに1000人当たり約113台に達する)見込みだ。
BBVA研究部新興市場シニアエコノミストのAlicia Garcia-Herrero氏は取材に応じた際に、これらの楽観的判断の原因について次のようにまとめた。(1)中国自動車市場の成熟市場へのモデルチェンジが、現在のペースを維持しつつ推進される。(2)国民の可処分所得の増加率が毎年12%に達し、都市化率が現在の年間0.8%の上昇率を維持する。これは第12次五カ年計画の目標と一致する。(3)政府は自動車市場に対する政策を変更していない。
同氏はまた、「中国自動車市場は巨大な規模を持つが、中国自動車産業の技術・競争力は、依然として世界の自動車大国に遅れを取っている」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月10日
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