4月26日の「世界知的所有権の日」が近づいている。21日、中国共産党中央宣伝部や国家知識産権(知的所有権)局など24部門が共同で開催する「2014年全国知的所有権PRウィーク」が、人民網を通じてスタートした。人民日報が報じた。
国家知識産権局の申長雨・局長によると、2013年、中国の発明特許出願件数は82万5千件に達し、世界トップとなった。人口1万人あたりの発明特許保有件数は4.02件と、「第12次五カ年計画(2011-2015年)」の発展目標を2年前倒しで達成した。農業植物新品種の出願件数は1333件、林業植物新品種の出願件数は累計1200件と、ともに過去最高を記録した。
今年の「知的所有権PRウィーク」は、「保護・運用・発展」をテーマとして展開される。
世界知的所有権機関(WIPO)のフランシス・ガリ事務局長は、お祝いのビデオメッセージで、「中国は、知的所有権の各分野で、際立った実績を残している」と中国の知的所有権をめぐる活動を高く評価した。
国家知識産権局の廖涛・副局長によると、知的所有権PRウィーク期間中、約60件の重点イベントが開催されるという。これには、「2013年中国における知的所有権の発展状況」、白書「2013年知的所有権保護状況」、「中国法院(裁判所)における知的所有権司法保護状況(2013)」、「2013年検察機関による知的所有権保護に関する十大典型事例」などの発表のほか、質問コーナー・フォーラム・講座・オープンデー・報告会・展覧などの各種イベントが含まれている。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年4月22日