南京大虐殺76周年 追悼式典と平和集会が実施
追悼式の様子 |
13日午前10時、甲高い防空警報が南京市内に鳴り響いた。江蘇省・南京市の各界関係者、南京駐屯部隊の代表および南京を訪れた国内外の平和友好関係者ら約5千人が、中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館にて行われた追悼式典および国際平和集会に出席し、76年前の旧日本軍による南京大虐殺の被害者30万人あまりに哀悼の意を捧げた。人民日報が伝えた。
会場では、各地から訪れた参加者が被害者に黙祷を捧げ、献花を行った。南京市民の代表は「南京和平宣言」を読み上げ、「我々は、許すことはできるが、忘れてはならない。歴史を正視してこそ未来を切り開くことができる。戦後の平和秩序と、勝ち得た成果を守らなければならない。平和的に共存してこそ調和の取れた発展ができる」と表明した。式典の終了後、参加者は記念館にある平和の鐘を鳴らし、平和の鳩を放鳥した。
追悼式典と平和集会には、米国、フィリピン、韓国、日本から訪れた友好団体関係者が参加した。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年12月15日