中国南部で大雨、一部地域では降水量が過去最高を記録か
14日昼、中国南部の雨足は持続的に強まり、特に雲南省南西部、広西チワン族自治区中部と北東部、広東省北西部、海南省東部などでは雨の勢いが顕著に強まった。中央気象台によると、14日夜から17日にかけて、南西部のほとんど、江南、華南で大雨、雲南省南部、江南、華南では大雨または豪雨、局地的に大豪雨となる見込み。中央気象台は14日午後6時、豪雨青色警報を発令した。人民日報が伝えた。
中央気象台首席予報員の何立富氏は、「冬入り後に広範囲で大雨に見舞われることは、決して異常なことではない。この季節に華南南部で豪雨となる可能性はゼロではない。ただ、異常気象とは呼べないものの、降雨の範囲がここまで大きく、長時間持続するというのは12月中旬にしては珍しい。過去にも同時期に似たような天気となったことがあるが、その範囲は主に華南地区に集中しており、時間も短時間だった。今回は、広東・広西南部・雲南南東部など一部地域の総雨量が、12月中旬としては過去最高値を記録する可能性がある」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年12月15日