<企画>中国、「単独二胎」政策を実施へ (2)
【調査】
○ネットユーザー6割「2人目を産みたい」
同政策の実施に関して、鳳凰網が実施したインターネット調査によると、回答したネットユーザーの63.4%が、「2人目を産みたい」と回答。その理由は、「兄弟姉妹は子供の健全な成長に寄与する」だった。一方、「産まない」という回答も29.52%あり、その理由は、「養育コストが高すぎる」だった。そのほか、84.34%が、同政策が人口総数に与える影響は限定的との見方を示した。
【経済への影響】
○計画出産緩和 国内粉ミルク市場は大幅拡大か
「単独二胎」(夫婦のどちらかが一人っ子なら第2子が出産できる)政策の実施が打ち出され、乳製品産業に新たな「プラスのエネルギー」が注入されたためだ。業界の予測によると、2015年からの5年間に、中国粉ミルク産業の市場規模は毎年約10-20%増加し、一定のルートと優位点を備えた国産粉ミルクブランドは市場でより多くのパイを獲得することが予想されるという。>>>詳細へ
【評論】
○人口は「質的」発展を必要としている
「単独二胎」(夫婦の片方が一人っ子なら第2子が出産できる)政策を受け、北京から広東に至る各地では次々にその実現のための準備がなされている。国家発展の人口戦略にかかわり、国民全体の切実な利益にもかかわる政策として、新時期を迎えた中国における出生政策のこの重大調整は、幅広い関心を集めている。>>>詳細へ
【動画】
広東、「単独二胎」の関連措置を発表予定
【40年の中国計画出産政策を振り返る】
「人民網日本語版」2013年11月20日