英語を操りシェークスピアを読む、元英語教師の清掃夫 (4)
新京報:「故郷の自宅での補習クラスは、疲れることもなく、収入も悪くないそうだが、いずれ自宅に帰るつもりか?」
李:「妻が私に電話で、『自宅の生徒たちはあなたの帰りを待っている』と訴えてくる。生徒の親の中には、『子供が是非とも先生にまた教えて欲しいと言っている。早く帰って来て下さい』と直接何度も電話をかけてくる人もいる。私はかなり悩んだが、やはりもうしばらく北京にとどまり、故郷には当面の間帰らないことに決めた」
新京報:「北京で他に何か計画でもあるのか?」
李:「その通り。補習クラスを開講したい。北京で知り合った匡氏は、この計画についてよく知っている」
新京報:「英語補習クラスを開いた後も、清掃夫の仕事を続けるつもりか?」
李:「その時の状況による。生徒数が多くなれば、清掃の仕事は辞めて、教えることに専心することになるだろう」。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年10月18日