きょうの人民日報「微博」--自転車タクシーを漕いで560万円を寄付した白方礼さん
1913年生まれの白芳礼さんは、74歳だった1987年に自転車タクシーで稼いだお金を貧しい地域の子供達に寄付し始め、2001年までに計35万元(約560万円)を寄付した。自転車タクシーで稼げるお金を、1キロ当たり5角(約8円)とすると、赤道を18周した計算になる。
【自転車タクシーを漕いで560万円を寄付した白方礼さん】8年前の2005年9月23日、白さんは93歳でこの世を去った。自転車タクシーを20年間漕ぎ続け、35万元を寄付し、学生300人以上の大学の学費と生活費を支えた。また2001年の冬、天津の中学(中高一貫校に相当)で、駅の近くで自転車の見張りをして貯めた500元(約8000円)を弁当箱の中から出し、「もう働けなくなった。今後はもう寄付できない。これが、最後のお金」と話し、教師ら全員の涙を誘った。善良で無私の気持ちを抱いていた白さんの冥福を祈る。