世界女子スポーツ界の長者番付　李娜選手がトップ３入り

　米フォーブス誌がこのほど発表した世界女性アスリート長者番付によると、テニスのマリア・シャラポア選手（ロシア）が、収入総額2900万ドル（約28億ドル）でトップとなった。同じくテニスの李娜選手（中国）は、セレーナ・ウィリアムス選手（米国）に続き第3位にランクインした。新華社が報じた。

　フォーブス誌によると、2012年6月から2013年6月までのシャラポワ選手の収入総額は2900万ドル。うち2300万ドルが広告契約による収入で、残り600万ドルが大会の賞金だった。

　シャラポワ選手はこれで、フォーブス誌「世界女性アスリート長者番付」ランキングで、9年連続で首位の座を保ったことになる。2012年全仏オープンの女子シングルスで女王の栄冠を勝ち取った後、スポンサー企業からのスポンサー料が大幅に増えた。

　李娜選手は今回、第3位にランクインした。2011年、テニス四大大会（グランドスラム）のうち2大会で決勝に進み、うち全仏オープンで優勝したことから、商業的価値が飛躍的に高まった。全仏オープン優勝で、アジア選手として初めてのグランドスラム覇者となった。李娜選手は、一部の世界著名ブランドのほか、多くの中国企業のイメージキャラクターに採用されている。2013年全豪オープンで決勝進出を果たした後、著名時計ブランド・ロレックスとのイメージキャラクター契約を延長した。これも、李選手の収入総額が1820万ドル（約18億円）に達した一因となった。（編集KM）

　「人民網日本語版」2013年8月8日